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ぱちランぺ ブログ

はじめに

こんにちは。
株式会社シー・エフ・ワイの植村です。

効果的な広告運用をするために必要なツールであるペルソナ分析カスタマージャーニーマップの活用についてお伝えします。


店舗での広告施策決定の大きなヒントになるかと思いますので、是非ご覧ください。


この二つをやる理由

この二つをしっかりとやることで、施策に対して間違ったターゲティングの設定や不適切な媒体での出稿、効果的でない訴求内容での制作を防ぐことができます。

広告施策の広告効果が本当にあるのか?と疑問に思われている方は、一度こちらを元に見直してみてはいかがでしょうか。


ペルソナ分析とは?

ペルソナとは店舗施策を一番アピールしたい「理想のユーザー像」を設定するマーケティング手法の一つです。理想のユーザー像として、年齢・家族構成・住所・年収などの基本情報や、主な情報収集の手段などを想定します。

施策決定時に関係者で協力してすり合わせれば、対象とするターゲット像を明確にイメージすることができ、その後の広告施策や訴求内容の決定で担当ごとの認識のズレが少なくなります。


ペルソナ分析例


カスタマージャーニーマップとは?

カスタマージャーニーマップとは、顧客(カスタマー)の行動をジャーニー(旅)に見立て、顧客が店舗や機械を認知し、興味・関心を抱き、比較検討し、来店するまで(さらには以降も)の行動を分析する手法です。

顧客のゴール、想いや行動、店舗情報との接点をステージごとに一覧にし、それを元に解決手法を考えることで適切な手法やKPIを設定することができます。


カスタマージャーニーマップ_白紙


一般的にはこのような形になります。


作成手順としては、以下の通りです。

1.ステージを決める
ステージとは顧客を分類することです。おおよそ【認知】【興味・関心】【比較検討】【来店】のような時系列で分けられます。

2.行動を洗い出す
各ステージで顧客がどのような行動を取るか洗い出します。

3.顧客の想いを考える
各ステージで顧客がどのように考え、どのような期待や不満を持っているのかを考えます。

4.接点(タッチポイント)を想定する
各ステージに対応する店舗と顧客の接点を想定します。チラシやディスプレイ広告、Youtube広告、検索結果等、できるだけ具体的に考えます。

5.KPIを決める
上記各ステージのタッチポイントにて行う施策について、効果を評価するためのKPIを設定します。


カスタマージャーニーマップは、「顧客の理解」や「関係者間の認識整理」に有効であるだけでなく、検討している店舗施策が一体どのステージに対して有効なのか、また適切な媒体やターゲット、設定すべきKPIは何かを明確にしてくれます。


パチンコ店カスタマージャーニーマップ例


上の図はCFYが作成したパチンコユーザーのカスタマージャーニーマップ例になります。
可能な限り一般化していることと手法をデジタルに絞っておりますが、各ステージのユーザーに対してどのような手法を取れば適切にアプローチできるのか、目標設定をどうすればいいのか非常にわかりやすくなっております。


数年前より業界全体でDXが進み、コロナ禍でその動きはさらに加速しております。
そしてDXの進行とともに使用できるデジタル広告ツールも爆発的に増加し、どのツールをどのように使うべきか日々お悩みになられているかと思います。


カスタマージャーニーマップを使うことで、ツールありきの広告施策ではなく、獲得したいターゲットに応じた媒体を適切に選択することが可能です。


ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。