お盆商戦終了後に確認すべき販促の見直しポイント
■ はじめに
まもなくお盆商戦に突入します。おそらくGoogle広告やYahoo!広告、LINE広告、Twitter広告など様々な販促媒体を準備している店舗様も多いかと思います。
ただここで注意したいのが、販促を実施して終了になっていないか?というポイントです。私の支援先では今回のお盆商戦を「販促精度のチェックと改善のタイミング」としてとらえています。実際問題として、今回のお盆商戦では当初予定されていたようなスマスロのメイン機もありません。そういった中で重要なのは、今回のお盆商戦の結果を踏まえ、年末にどのような外部集客を取り組み、集客数アップ、集客数シェアアップを実現できるか?です
それを踏まえ、皆さんにお盆商戦が終わった際に考えていただきたいのが、本当に取り組むべき販促媒体はそこでよかったのか?また費用の内訳は正しかったのか?です。
効率的な集客数アップに成功する法人では、繁忙期の広告予算の使い方、またその広告媒体一つ一つの分析に時間をかけ、最適な外部販促を実現しています。その一方で多いのが、ただ販促をかけ、あとは代理店から出てくる結果レポートに一瞬目を通すだけのパターンですが、これは間違いなく、いつまでも最適化されていない無駄な広告費用の垂れ流しになります。特にそもそもの広告のターゲティング(誰に広告を配信するのか?)がずれているケースも多く、それを放置してしまい1円の価値もない広告を出し続けることにもつながります。
今回のお盆ではそういった販促のそもそもの精度と予算のかけ方を見直していただくことが重要になります。コラムの最後で販促媒体の組み方、広告精度についての無料診断(Zoom)も受け付けておりますので、お盆が終わり、年末に向け再度販促を組みなおす必要があると感じた方は是非ご利用下さい。
■ 今取り組むべき販促は?
今回のお盆は販促のチェックが重要とお話ししましたが、それでも集客最大化に向けた販促は実施しなければなりません。今回のコラムでは、今回のお盆に何に取り組むべきだったか?の答え合わせをお話しいたします。 その答えとしては
①Google広告(ディスプレイ広告)
②動画広告
③LINE広告
④SNS
の4点です。
Google広告・動画広告については過去のコラムでも多数お話ししておりますので、詳細は割愛します。ただ重要なことは今後まどマギを含めメイン機が多数出てくること、アニメ版権機が多数出てくることを踏まえても配信ターゲティングの見直しは至急実施いただく必要がございます。特にディスプレイ広告でクリック単価が50円以上もしくはクリック率0.2%以下ならば見直しいただくことを推奨いたします。
また3つ目にLINE広告とお伝えしましたが、こちらについてはLINE広告での集客が成功している法人と失敗している法人でかなりの差がついている状況かと推察しております。実際に私の支援先の他グループ店などでもLINE広告を実施した店舗が増えており、そのレポートを約100店舗分ほど拝見しましたが、ターゲティングの大きなずれが発生している店舗も多数散見されました。具体的なターゲティングのずれとしては下記があります。
- ①そもそもLINE友達にしか送っておらず、新規客に配信していない
- ②配信エリアが全国になっており、足元の来店見込み客に配信出来ていない
大きくはこれらのパターンが多く存在しましたが、拝見した100店舗分のうち9割はこれらのパターンに陥っておりました。
成功のために重要なことはそのエリア設定とターゲティングの精度です。実際に私もLINE広告をこの1か月で約20店舗ほど実施いたしましたが、ポイントになるのが①LINEブロック客への離反戻し②新規客に向けたアプローチです。LINE広告と聞くと、既存のLINE友達に広告を送れる便利なものだ!と認識される店舗も多く、勢いでLINE広告の配信を決められた店舗も多いかと思いますが、それでは成果に繋がりません。
実際に私のスマホにも全く異なるエリアの広告が出てきますが、有名店舗になればなるほど全国の業界関係者から登録されており、ターゲティングを間違えれば意味のないコストが発生するリスクがあるのです。まとめるとLINE広告はターゲティングの種類が多いからこそ、いかに狙いたい新規客、離反客に狙えるか?の設定の精度が重要になります。
■ 結論
本日お伝えしたいことは、今回のお盆商戦を販促の見極めのタイミングにしてほしいということです。実際今回のお盆はメイン機も少なく、販促の精度不足による影響は北斗導入のタイミングに比べ小さいかと想定されます。影響が小さいからこそ、その販促のターゲティングのミスを認知せずに放置して進みがちですが、それは年末年始のメイン機導入のタイミングでは致命的なエラーになります。ぜひ今回のお盆では今取り組んでいる販促(特にGoogle広告とLINE広告)の精度が適切なのか?予算のかけ方が正しいのか?を確認いただければと思います。
ただそうはいっても、広告の良し悪しをどう判断すればよいかわからない、判断できるだけの人材がいない、ということを多くの店舗様からご相談いただきます。ついては8月中のみCFYのコラムをお読みの方限定になりますが、下記フォームより無料の広告診断(Zoom)を提供させていただきます。 診断では下記の内容を提供させていただきます。
ターゲティング診断
- 実際の代理店からの広告結果レポートを分析
- ターゲティングは正しいのか?何を変えるべきか?などをご説明
各広告媒体の座組設計
- 現状の店舗状況と集客ターゲットのヒアリング
- どの広告媒体に取り組むべきか?また媒体毎の予算比率の提案
※前回船井総研メルマガにて実施しました診断では多数のお申し込みがありましたため、今回のものでは先着10社で限定させていただきます。
※多数の申し込みが予測されるため、店長以上の方からのお申し込みに限定させていただければと思います。