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皆様こんにちは 株式会社船井総合研究所の中井将司です。

今回のコラムでは4月のスマスロ北斗導入に向けて取り組んでいただくべき集客戦略についてお話しいたします。 またスマスロ北斗を基軸にした5号機離反客復活に向けたSMS(ショートメッセージ)活用も記載しております。低コストで離反客を復活させることができる手法になりますので、こちらも北斗導入のタイミングにてぜひご活用していただければと思います。

■ スマスロ北斗は救世主になるのか?

「スマスロ北斗はスロット市場の救世主になれるのか?」
「初代北斗を踏襲しているが、若年層はそれを求めているのか?」

現在約50店舗ほどご支援をさせていただいておりますが、各支援先とお話をする際に必ず出るのが上記のご質問です。 とにもかくにもスマスロ北斗はどうなる?が皆さんの最大の関心事かと思います。そして40代以上の初代北斗を遊技していた店長の皆様の反応を見ていても、大変な期待を寄せられているであろうことを感じます。

ここについて私が感じる点としては、過度な期待は厳禁ということです。もちろん台数規模やスペック面で4月導入期の中で最も期待値が高いことは当然かと思います。ただ気にすべきは顧客の声です。ネット上のユーザーの行動としてスマスロ北斗は期待されているのか?についてお話しいたします。  

■ 検索ニーズから見るスマスロ北斗の反応

こちらの点について検索ニーズを活用してお話しできればと思います。結論からお話しするとスマスロ北斗は2月上旬段階での検索数でいえば、検索ニーズにおいて3~5%を占めるか?といったところです。もちろん発表時には一時的に10%近くまで上昇しましたが、結論的には事前の検索としてはゴジラVSエヴァや犬夜叉と同等というのが現状です。

他機種と比較するならば、ゴブリンスレイヤーで2~3%、ハーデスで1%未満、スマぱち各機種が1%未満という点を考えるならば4月の機種としてはトップクラスの検索数になります。また発表時に一時的に10%を超えたとしても、スマスロSAOは発表時にさらに高い検索数を記録しています。

ただスマスロ北斗が他機種と比較し検索のされ方として1点だけ特異な点があります。それは検索している年齢層です。通常ならば新台の事前検索は若年層からのものが多く、そこの興味関心度が検索ニーズに大きく影響します。しかしスマスロ北斗についてはその真逆の動きをしています。

具体的には40代以上ユーザーが多い商圏ほど、スマスロ北斗を検索しているユーザーが多く、若年層が多い商圏ほど検索数が少ない傾向にあるのです。つまり40代以上ユーザー=『初代北斗を遊技していたであろうユーザー』からの興味関心の高さがデータとして表れていることが予測されます。

こういった点から私としては事前の検索数が極めて高いというわけではありませんが、40代以上ユーザーの集客起点としては期待しています。もちろん若年層の集客起点として4月時点において商圏内で最大台数を持つことは必須にはなります。

■ スマスロ北斗導入時に失敗しないために

40代以上からの検索数が多く、若年層からはそうでもないとお話ししましたが、現状GW商戦に向けて見えている機種の中ではスマスロ北斗ほど話題性の高い機種はありません。

GW業績の最大化に向けて、スマスロ北斗を利用した外部集客は徹底的に実施しなければなりません。実際に私が支援先で実行しようとしているのは下記の施策になります。

① 北斗検索ユーザーに向けたWeb広域集客

ここについてはいつもお話しするWeb広告を活用した集客施策になりますが、スマスロ北斗を地域最大級クラスで導入できる場合には、2次商圏3次商圏に向けたWeb集客を実施することは必須になります。

ただ何度もお話ししている点ですが、Web広告の精度が悪ければ意味はありません。制度の悪いWeb広告を配信するぐらいならば、出玉に予算を当てていただいた方が業績への効果はあります。遊技客以外にいくら配信しても集客はできません。

『スマスロ北斗を基軸に今まで遊技したことがない客層にアプローチする』なんてことは、そもそも遊技客をしっかり集客できていない店舗には不可能です。まずは広告の制度の見直しを進めていただければと思います。

② 過去客に向けた会員販促

この直近増えてきたのがSMS(ショートメッセージ)を活用した離反客の復活施策です。ポイントはDMではなくSMSです。そしてSMSもただ文章を送るだけではなく、各個人ごとのLPを活用したSMSになります。

実際に私の支援先ではとあるSMSの代理店とともに離反客の復活に取り組んでいますが、5号機離反客の復活に成功しています。1人当たりの復活にかかるコストは1000円~2000円ほどで、確率的には離反客の2~3%の呼び戻しが一回の配信で実現できているといったところになります。

こちらについては詳細な事例が掲載できませんが、もしご興味ございましたらご連絡いただければと思います。

とにかく今回の北斗導入は業績アップのための最大のチャンスになります。また8月と年末にもメイン機が控えている話も来ているかと思いますが、5月・8月・年末でどれほど外部集客と離反客の復活をできるかが、2023年の業績を決めます。

■ 結論

本日はスマスロ北斗導入時に実施すべき施策としてWeb集客とSMSをご紹介させていただきました。もしご興味がございます方は事例の詳細をお話しいたしますので、ぜひCFYもしくは船井総研までお問い合わせいただければと思います。