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皆様こんにちは 株式会社船井総合研究所の中井将司です。

今回のコラムでは9月以降の販促戦略として犬夜叉やカバネリなど6.5号機実績機の増台に合わせたWebマーケティング戦略と、現在の検索二ニーズから見て今何をすべきか?をお話しいたします。

■ 実績機増台に合わせてすべきこと

9月に入りぱちんこメイン機の筆頭ともいえるリゼロの増台を行った店舗は多いかと思います。またスロットでいえば犬夜叉を筆頭に実績機の中古購入を行う店舗も増えてきておりますが、ここでよく相談いただくポイントとして6.5号機新台を大量に導入する中で過去の実績機である犬夜叉とどちらの販促量を多くすべきか?という内容を頂戴いたします。

両方伝えるべきというのはありますが、検索ニーズをもとに判断すると意外と犬夜叉のほうが新台よりも検索数が多いというケースも多く、本日はその点をお話しできればと思います。

■ 現在の検索ニーズについて

では初めに現在どのような機種が良く検索されているのか?についてお話しいたします。

こちらはとあるエリアの9月になってからの検索ニーズを持ってきたものです。

結論としてお伝えしたいのが犬夜叉カバネリより検索数が多い新台はこの期間でいえばペルソナ5、新鬼武者2であるという点です。同時期に出た機械として閃乱カグラやリオ、クレア、政宗、ボンバーガールが挙げられますが、上位に入っていないのが現状です。

もちろんエリア特性として、このエリアでいうならばからくりサーカスが全国数値より高いなどの事象はありますが、全国的に見ても6.5号機内での検索数の差は開いてきているのが現状です。

よく「6.5号機がいい」という話が出ますが、良いのはあくまで鬼武者や犬夜叉、カバネリなどの一部の機種で、6.5号機すべてが全て当たっているというわけではありません。

では初めにいただいた6.5号機実績機を増台する際に今の新台とどちらを優先して販促すべきか?という質問ですが、私の考えとしては基本的には実績機増台を外部販促で強めに打ちだすべきだと考えております。私の支援先でも9月10月で犬夜叉カバネリの増台を行う店舗は大変多いのですが、基本的には実績機増台をメインに謳い、ほかの6.5号機新台も導入予定といった温度感で出すようにしております。

もちろんペルソナ5のように検索ニーズがしっかりついている機械については外部への露出を増やすべきですが、バラエティレベルの6.5号機に関しては犬夜叉などの実績機と比べると集客面稼働面粗利面のすべてにおいて厳しい結果が予測できるかと思われます。

新台を謳わないというわけではありませんが、あくまで良いのは一部の実績機であって、6.5号機ではないという点だけ気を付けていただき、販促をかけていただければと思います。

また検索ニーズについて補足ですが、見ていただければわかる通し、犬夜叉カバネリは導入後も上位をキープしております。特にカバネリについては導入当初から比較しても検索数が伸びている商圏が多く、ユーザーの興味関心度はうかがえますので、単なる増台ではなく、事前のプロモーションも含めた強化をお願いできればと思います。

■ 今後行うべき販促アプローチ

では、検索ニーズから見て今後どのようなWeb施策を行うべきか?ですが、それはスマスロに興味を持つユーザーへの販促アプローチになります。

11月のスマスロが発表されましたが、ヴァルヴレイヴを筆頭に検索数がこの数日だけでも伸びているのが現状です。ユニットが導入できる店舗はぜひすでにスマスロに興味を持っている情報感度の高いユーザー層への販促アプローチを考えていただいてはいかがでしょうか?

■ 結論

本日は現在の検索ニーズをもとに実績機と新台どちらの販促を強化すべきか?というお話をしました。結論からお伝えすると、ユーザーの興味としては犬夜叉を筆頭に実績機に注意が集まっているのが現状です。

もちろん新台を謳うことは当たり前ですが、犬夜叉やカバネリなど実績機の増台を行う際にはぜひ事前のプロモーションも含め、集客を行っていただければと思います。