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皆様こんにちは 株式会社船井総合研究所の中井将司です。

本日のコラムではWeb集客を活用し6号機ジャグラー集客に成功した店舗事例をお話致します。結論から言えばそこで必要になるのが『短所是正のWebマーケティング戦略』です。

特にジャグラーの中でも6号機アイムの育成を実施する場合に重要になるのが長所となるカテゴリーで集客し、その溢れた客数を6号機アイムに流すことが重要になります。もちろん6号機アイム単体で集客することも可能ですが、長所カテゴリーを軸に商圏外から集客し、溢れ客を作ることが推奨されます。

まず、はじめに『短所是正のWebマーケティング戦略』についてです。これは以前のコラムでもお話しましたが、皆様が一般的に想像されるWeb集客と大きく異なります。

実際に多くの法人で実施しているのが『長所伸展のWebマーケティング戦略』です。具体的には集客日に自店の高稼働機種を伸ばすためのWebマーケティングを指しています。

しかし、『短所是正のWebマーケティング戦略』では特定日の集客日ではなく、平日など集客が弱まるタイミングや短所となるカテゴリーの集客数を最大化させるためのものです。

また集客起点も長所であるメイン機種ではなく、今後育成をかけていく現在短所のカテゴリーを対象としたものになります。

まず6号機アイム集客成功事例をお伝えします。

【2021年2月・6月対比集客日】

2021年2月2021年6月
20円S稼働12,500枚(35銭)14,500枚(25銭)
4円P稼働20,500発(25銭) 22,500発(25銭)
20円S育成カテゴリー
2021年2月2021年6月
番長316,000枚(30銭)19,500枚(10銭)
バラエティ9,000枚(30銭)17,500枚(15銭)
6号機アイム5,000枚(30銭)17,000枚(10銭)
30パイ12,500枚(35銭)15,000枚(30銭)

事例店舗では5号機ジャグラーがもともと地域最大級に保有しており、その分6号機移行時の影響が強い見込みだったため、早期のうちに6号機アイムの育成を開始いたしました。またジャグラー台数が足りないことを鑑みて30パイの集客強化にも年末から取り組んでおりました。

しかし、強化当初から全く稼働が伸びず、集客に苦戦していました。ここについては皆様の中にも同じ経験があるかと思いますが、6号機ジャグラーの集客は5号機ジャグラーがあるうちは難しく、特にこの店舗のようにジャグラーと30パイをメインに集客をすると、なかなか集客数アップには結びつきません。

そこで変えたのが『6号機ジャグラーを集客起点にしない』ということです。

もちろん6号機ジャグラーの稼働アップを図りたいというのは変わりません。この店舗で変えたのは6号機ジャグラーを広告塔にして集客をしていたものを、他の長所になりうるカテゴリーを広告塔にしたことです。 つまり他カテゴリーを基軸に集客数最大化を実現し、その溢れ客を6号機ジャグラーに誘導するというものです。

そこで取り組んだのが広域商圏へのWeb集客です。溢れ客を作るには今まで以上の集客数が必要になります。 が、コロナで客数8割がスタンダードになったため、既存商圏だけで戦っていてはコロナ前の客数への復活でさえも困難となります。つまり6号機アイムを稼働させるための溢れ客を作るということは不可能に近いのです。 それを達成するためにはWeb広告を活用し、広域集客にチャレンジすることが重要になるのです。

今回6号機アイムの集客におけるWebの必要性をお話致しましたが、5号機ジャグラーがある中で6号機を集客するには溢れ客を作ることが必須になります。そういった点でもWebによる広域集客は必要性を増しているように感じます。

6号機ジャグラーの育成を本気で検討されている企業様はぜひWeb集客を検討いただければと思います。本日、ジャグラー×Webでお話しましたが、参考になれば幸いです。