Webから見えるユーザーの機種ニーズ
皆様こんにちは
株式会社船井総合研究所の中井将司です。
本日は従来の事例の話と異なり、Web集客を実施いただいている企業様にはぜひ実施していただきたい分析手法をお話いたします。
今私のクライアントでは、自店の商圏内でどのような機種のニーズが高いのか？また全国ではどの機種のニーズが高いのか？といったニーズの分析を実施しています。
具体的には商圏内のユーザーが100人の場合、そのうち○○人がユニコーンに興味があって、○○人は牙狼に興味を持っている、また年末エヴァに○○人が興味を持っているのかといったものを、Web広告を通して得られるデータから分析しているのです。
下記がとある店舗様での実際の数値になります。こちらの数値は2週間ほどの広告データをもとに算出しています。
具体的には自店商圏内でこの直近2週間においてどの機種が検索されていたかを算出しております。
この数値の見方としては右側の検索ニーズシェアの値は100人中何人がその機種を検索しているかを示しています。
ここの数値を全国データと比較することで自店商圏が全国と比べ、どの機種のニーズが高いかを分析しています。
実際にこれらの分析は私のクライアントの多くで実施していますが、特に有用なポイントが新台の需要を数値化できるという点です。
実際に店舗の方に新台の評価を聞いた際に「うちの商圏では○○の版権が人気で次の新台もスペックはそんなに良くないけど大量に買います」や「うちは○○の商圏だから」という発言をよく聞きます。
しかし、実際に商圏内の機種ニーズを計測するとそうではないパターンが散見されます。
今Webマーケティングを進めている企業様では上記のような新台ニーズについて分析を行い、その情報をもとに新台の導入判断を行っています。
今回ニーズの可視化についてお話させていただきました。年末に向けて多数の機械が出てきますが、私のクライアント企業ではこのような分析をもとに年末の機械判断を実施している企業様もございます。
今回のお話が年末の機械選定に役立てれば幸いです。